治療系かリラクゼーション系かを選ぶ
治療院と言っても施術の目的で主に二つの系統に分かれます。
一つは「治療系」、もう一つは「リラクゼーション系」です。
治療系はこりや痛み、その他の症状を根本的に改善したり、
こりや痛みが発生しにくい快適な身体作りを目的としています。
ちなみに当院の鍼灸や整体はこちらのカテゴリになります。
リラクゼーション系はその場の気持ちよさを感じてもらうことが
目的とされています。
実は治療と称しても、中身はほぐしなどリラクゼーション系の
場合も少なくありません。
リラクゼーションサロンはもちろん、一般的な整骨院(接骨院)
整体院などもこちらに分類されることが多いです。
通院の目的をはっきりさせる
上記の通り、治療院は「治療系」と「リラクゼーション系」に大別できます。
例えば、自分は肩の痛みや手がしびれる症状を治して欲しいのにリラクゼーション系に
通ってしまうとミスマッチが生じてしまいます。
ですので自分は痛みや症状を治して欲しいのか、それとも疲れを癒やしてもらったり
その場の気持ちよさを求めているのか、目的をはっきりとさせましょう。
国家資格を保有しているかを確認する
鍼灸師の国家資格を得るためには最低3年間は養成機関(大学や専門学校)
に通って解剖学や生理学、東洋医学などの基礎医学を94単位(4230時間)修めて
まずは国家試験の受検資格を取得する必要があります。
その上で厳しい国家試験に合格するとはれて免許を取得できます。
つまり毎日の予習復習時間、試験勉強時間なども含めると軽く10000時間は
基礎医学の勉強に費やしています。
他方、たいていの治療院(整体院やカイロプラクティック院)は無資格か
資格を持っていたとしても民間資格です。
人体に関する学習時間は国家資格保有者と比べものにならないほど短いです。
とは言っても中には国家資格取得者以上に勉強されており腕の良い
先生もいらっしゃいます。
ですが国家資格のように国が定めた基準がないため
一定の知識・技術を保有しているのかは実際に行ってみないと
まったくわかりません。
※鍼灸院は国家資格を保有していないと開業できません。
問診(カウンセリング)、アドバイスがあるか
リラクゼーション系の治療院に多いのですが
問診(カウンセリング)で身体のどこが痛いのか調子が悪いのか等を
確認せずいきなり施術に入る場合があります。
これではベストな治療法を選ぶことなど到底出来ません。
またたいていの症状は日常生活の過ごし方に原因があります。
ですので最短で治すためには日常生活の過ごし方のアドバイスが
とても大切になってきます。
積極的に勉強会などに参加して技術の向上を図っているか
臨床経験の長さは治療技術力を計る一つの指標にはなりますが
それにさらに勉強会やセミナーに積極的に参加し
常に技術・知識の向上に努めているかと言う点も
失敗しない治療院選びの基準の一つに加えておきましょう。
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