頑固な肩こりを解消するなら肩甲骨はがし! 短時間ストレッチでほぐす
肩こりが慢性化している人は、肩甲骨周りの筋肉がこわばっている可能性があります。「肩甲骨」は鎖骨とつながっているだけの骨なので、本来は非常に動きが良く、可動域の広い部位。しかし、長時間のデスクワークなどの無理な姿勢を続けると不自然に外側へ開いた状態で固定されてしまい、血行が妨げられて動かしにくくなるのです。そこで役に立つのが「肩甲骨はがし」と呼ばれるストレッチ。毎日数分の運動で筋肉をほぐし、辛い肩こりを解消していきましょう。
肩甲骨の可動域チェック
腕を背中側に回した時、左右の指がしっかりくっつきますか? 片方の腕は肩の上から、もう片方は腰のほうから持っていくようにして、左右それぞれ試してみてください。もし、指が全然届かないというのであれば、肩甲骨の可動域はかなり狭くなっています。
それほど肩こりを感じない人でも、この可動域チェックを試してみると案外指が届かないもの。この状態を気付かず放置していると頑固な肩こりにつながっていくので、時々チェックしてこまめに筋肉をほぐすようにしましょう。
肩甲骨はがしのやり方
<ぐるぐる腕回し>
手のひらを顔の前で合わせ、ぐるぐる回したり、上下に動かしたりしてみましょう。腕よりも肩を動かすことを意識すると効果的です。
<首の運動>
正面を向いた状態からゆっくりと肩のほうへ顔を倒します。30秒間静止したら反対側も同様に行い、次は肩に鼻先をつけるイメージで顔を下向きに傾けていきましょう。左右それぞれ30秒間ずつ静止しながら行ってください。
<腕伸ばしストレッチ>
肘を曲げ、腰につける感じでぐっと引き寄せます。足は肩幅に開いて立ち、顔は真正面を向くようにしましょう。次に手の甲をくっつけた状態で腕を前へ伸ばし、思いっきり体を伸ばします。
肩こりになりにくい座り方
仕事がデスクワークの人や、スマホ・読書などが趣味の人は、自分でも気づかないうちに猫背の姿勢になっています。できるだけ意識して良い姿勢を保ち、肩こりを防止しましょう。
日本人は昔から正座をよくしてきましたが、上半身をビシッとさせるのにこれは理想的です。実際は椅子やソファに座ることが多いと思いますが、上半身だけでもこの姿勢を保てるようにすると肩こり防止に効果的。
具体的には、肩の力を抜いて軽く胸を張り、ちょっと顎を引いた状態で前を見るようにしましょう。そして、両方のお尻に均等に力を加えるようにします。どちらか片方に傾いていると血行が悪くなるので、時々意識して傾きがないかチェックしてみてください。自分では分からない時は、家族や同僚に見てもらうと良いですよ。
肩甲骨の状態を正常に保ち、肩こりを解消しよう
肩を指で強く押した時、気持ち良いと感じる場合はかなり筋肉のコリが進行しています。こうなると自分でほぐすのは難しいので、整体院で施術を受けましょう。逆に痛いと感じる場合はまだ筋肉が柔らかい状態なので、セルフ・ストレッチでも大丈夫。1日数分で良いので体を動かし、筋肉をほぐしてあげてください。座る時の姿勢に気を付けることも大切ですよ!
- セルフ肩甲骨はがしでは満足いく結果が得られなかった・・・。
- 毎日自分でやるのは面倒で大変・・・。
- 餅は餅屋、やはりプロにしっかりやってもらいたい!
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