意外と知らない!?　歯と小顔の関係

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口の中に「親知らず」が生えている。歯並びが悪い。

このようなトラブルを抱えている人は、もしかしたら実際以上に顔が大きく見えてしまっているかもしれません。

親知らずを抜いたり、矯正をして歯並びを整えたりすることでフェイスラインが一回り小さくなることも珍しくないので、一度歯医者さんで相談してみましょう。

「親知らず」は上下左右の歯の一番奥に生えるもので、正式名称は「第三大臼歯」です。親に歯を磨いてもらう時期より後、10代後半以降に生えることが多いので「親知らず」と呼ばれています。

親知らずを抜くことで小顔になれる可能性があるのは、下膨れやエラ張りタイプの人。余分な歯がなくなるとその部分の骨が自然に吸収されるため、骨格が締まって顔が小さくなるのです。

親知らずが歯肉の中に埋まっていたり、斜めに生えていたりする場合は、メスを使って切開するなどの処置が必要となりますが、それでも抜くことによるメリットが勝ります。ハブラシが届きやすくなって磨き残しが減るし、歯並びを乱す心配もなくなるので、機会があれば検討してみてください。

歯並びの矯正によって顔が小さくなるのは、骨格が変わるのではなく、食べ方に変化が表れるからです。

矯正中は器具が邪魔をして食べにくいので食事の量が減るし、治療後はしっかり噛めるようになることで満腹中枢が刺激され、やはり食べる量が減ります。
また、歯並びを治すことで美容への関心が高まり、ダイエットをしたり、生活習慣に気を配ったりするようになることも小顔になれる理由の一つです。

矯正をするなら、回復力の早い10代～20代のうちに済ませておくのがおすすめです。
年齢を重ねてからの矯正は骨が固まっているために動かしにくく、時間も費用も余分にかかってしまいます。

＜親知らずの抜歯＞
親知らずの抜歯にかかる費用は、診察料＋レントゲン＋処置料＋投薬で5,000～7,000円程度が相場です。
ただし、これは歯肉から見えているものを普通に抜いた場合の料金なので、抜くのに手間がかかった場合はもう少し高額になるでしょう。

＜歯列矯正＞
大人になってからの歯列矯正は、トータルで100万円ほどかかるケースが大半です。
しかし、矯正をする部位や範囲、抜歯の必要性などによって料金は変わるので「どこまで矯正をするべきか」をよく考えましょう。

また、自由診療のため、歯科医院によっても料金は違ってきます。
一般的に大学病院での矯正が安いと言われていますが、個人で経営している歯科医院にも良心的なところはあるので、口コミなどを利用して納得できる料金のところを探しましょう。

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親知らずを抜いたり、歯並びを整えたりすることは、小顔などの美容面だけではなく、頭痛や肩こり、顎関節症などのリスクから自分を守ることにもつながります。

矯正は時間がかかるし、料金が高いので躊躇する人も多いのですが、メリットも多いので機会があれば挑戦してみてください。
経験が豊富な、腕の良い医師を選ぶようにしてくださいね!

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